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常設展のコーナー |
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展示物 1 |
権門駕籠(江戸時代) |
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岡崎屋惣次郎 所蔵 |
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この駕籠は、江戸時代に実際に使われて いた物(実物)です。
権門駕籠とは、江戸時代、大名の家臣が 主君の用事で他家へ行くとき乗っていた
引き戸駕籠(乗り口に引き戸を取り付け、 身分の高い者が用いていた駕籠)の事
です。
因みに、権門駕籠は殿様の所有物であり、 家来に貸し与えられていました。
この権門駕籠は平成二十年、埼玉県 熊谷市の農家の納屋に保管して有る 物を、当博物館が譲り受け、平成二
十二年、半年間に及ぶ大改修を経て 約一世紀ぶりに日の目を見ました。
改修時、本体及び担ぎ棒は総漆塗り を施しましたが、内部はあえて手を 加えませんでした。 |
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展示物 2 |
輪タク(福田式フライドカー) |
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岡崎屋惣次郎 所蔵 |
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この輪タクは、敗戦直後の昭和22年頃 近江の商家で、お抱えの車として使用
されていた実物です。
大旦那肝いりの為 流しの輪タクに比べて、大変豪華な造り となっています。
この輪タク(福田式)は埼玉県にあった 福田商会が当時、福田式フライドカーと
言う商品名で販売し、実用新案の取得もなされ、セパレート 型(トレーラー型)輪タクの原型となりました。
当時は大人気商品で、他社で模造品まで出回る程でした。
けん引している自転車は、今は無き 関根自転車製で、製造後60年以上 経っておりますが、チェーンや歯車
など、当時のものをそのまま使用し ております。 |
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展示物 3 |
輪タク(東京型) |
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岡崎屋惣次郎 所蔵 |
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この輪タクは、敗戦直後の昭和23年頃 東京の街に約4000台走っていた型を
日本の業者が復元したものです。
当時は 公正車、国策車(燃料や材料が国策どお りに節約できたから)などと呼ばれ、物資
が不足していた敗戦後の日本には欠かせ ない乗り物 となっていました。
車体を白く 塗っているのは、GHQ(連合国最高司令 官総司令部)の指示によるもので、当時 占領軍兵士が日本女性とこれみよがしに 乗り回す光景は、敗戦直後らしい東京の 風俗の一つでした。
運転手は主に引き上 げ復員者で、給料は月4000円程と、 当時の一般初任給の2倍以上でした。
主に的屋などが営業を行っておりました。 |
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当時の運賃 (昭和22年) |
1時間100円 |
2km20円 1km増すごとに 10円増 |
(昭和22年当時 カレーライス 50円) |
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展示物 4 |
町駕籠 |
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岡崎屋惣次郎 所蔵 |
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この駕籠は、江戸時代庶民が乗る事の出来た町駕籠(まちかご)のレプリカです。
殿様が乗る大名駕籠などに比べれば大変質素な作りです。
これらは幕府から許可を受けた駕籠屋が営業を行っており、担ぎ手は駕籠舁(かごかき)と言いました。
しかし中には、もぐり(無許可)で営業 を行い「ぼったくり」や「ゆすり」を繰
り返す「雲助」と呼ばれる、ならず者達もおりました。
峠道などの山道で使われる山駕篭に 比べて高さがある分、担いだ時の地面からの距離が短く、乗る人は、より安全に、担ぐ人は、より楽に担げる構造となっております。 |
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展示物 4 |
人力車(明治時代の木車輪) |
※2007年1月より修理入り |
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提供者 埼玉県・杉山久米治 |
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この人力車の車輪は、明治時代に実際に使用されていた木製車輪です。
木製の輪の周りには「焼き嵌め(やきばめ)」と言う昔の職人技法で、鉄の輪
が はめ込んであります。
保存状態は極めて良好であり、現在でも東京・浅草で、時代撮影、パレードなど、現役で活躍しております。
胴体は残念ながら老朽化のため昭和に入ってから新しく復元されました。 |
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展示品の募集 |
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歴史のりもの博物館では、展示品の募集を行って |
おります。ご自分のコレクションを、是非展示したい |
と思われる方は、岡崎屋惣次郎迄ご一報下さい。 |
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( 岡 崎 屋 惣 次 郎 コ レ ク シ ョ ン 館 ) |
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浅草1−5−3 雷門より徒歩1分 |
浅草セントラルホテル 1Fロビー |
観覧無料 TEL 090−3098−9092 |
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岡 崎 屋 惣 次 郎 |
株式会社 岡崎屋プロダクション |
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〒111-0034 東京都台東区雷門 2丁目 9-2 |
TEL:0120-846-874 TEL:090-3098-9092 |
FAX:03-5828-2206 info@okazakiya.com |
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